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メトロポリス(Metropolis)は、アメリカ合衆国イリノイ州南部、マサック郡に位置する都市。同郡の郡庁所在地である。人口は6,482人(2000年国勢調査)。市はオハイオ川に面している。 メトロポリスは「スーパーマンの故郷」として知られる。町の裁判所の前には大きなスーパーマン像が立ち、ダウンタウンにはスーパーマン博物館が立地し、スーパーマン祭りが開かれる。また、メトロポリスの地元新聞社はスーパーマンに出てくる架空の新聞社にちなんだ社名を使用している。 しかし町には映画館がないため、「スーパーマンの故郷」の住民は、映画の中のスーパーマンを観るためには対岸のパデュカー(Paducah)など、他の規模の大きい町へ出かけなければならない。 == 歴史 == 1850年代、アメリカ合衆国の首都をワシントンD.C.から西に移す計画が持ち上がり、その「西ワシントン特別区」となるべく、イリノイ州南部、オハイオ川のほとりのこの地に「メトロポリス」という名の都市が建設された。オハイオ川の対岸、ケンタッキー州側にはキャピトルシティ(Capitol City)という名の都市が建設されるはずであった。しかしこの遷都計画は実現せず、しばらくはメトロポリスは歴史の中で忘れ去られてしまうことになった。 しかし1972年1月21日、DCコミック社が同社の漫画「スーパーマン」に登場する架空の都市「メトロポリス」(そのモデルはニューヨークであるとされている)にちなんで、このメトロポリスを「スーパーマンの故郷」であると宣言した。これを受けて、イリノイ州議会も同年6月9日に、このメトロポリスを「スーパーマンの故郷」と宣言する法案を可決させた。これ以降、メトロポリスは「スーパーマンの故郷」として、「地元出身」のヒーローをあらゆる形で歓迎した。町の裁判所の前には大きなスーパーマン像が立っている。ダウンタウンのメイン・ストリートには小さなスーパーマン博物館が立地している。毎年6月にはスーパーマン祭りが開かれる。また、スーパーマンに出てくる新聞社、デイリー・プラネット社(Daily Planet)にちなんで、メトロポリスの地元新聞社はメトロポリス・プラネットという社名で新聞を刊行している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「メトロポリス (イリノイ州)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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